以前から興味があった伊賀で作られている菜種油。
私の食卓もこの伊賀産の菜種油です。
今日は、私学社会科研修にて、この菜種油を作っている菜の舎見学が
あるということで、一緒に参加して行って来ました
。
伊賀産菜種油「七の花」は、「伊賀市菜の花プロジェクト」から
生まれました。
目的としては、環境に優しい農業を実践することや
資源循環社会のモデルを構築することで、
伊賀市の地域ブランドの価値向上を目指し、
また農産物の有利販売や交流人工の増加に結びつけ、
地域を活性化していくことです。
具体的には、遊休農地などを活用して菜の花を栽培します。
美しい農村風景を創り出すとともに、その菜種を搾り地産地消に努め、
また地域特産品として販売にも取り組んでいるのです。
使い終わった菜種油は、他の廃食油とともに回収して
バイオディーゼル(BDF)に精製します。
これには、三重大の先生も関わって研究しています。
さて、菜の舎の中の様子はどうなっているかというと・・・
まず菜種です。
ほとんどが輸入産の菜種なので、地産地消の菜種は貴重です。
最初に焙煎します。焙煎することによって搾油率を上げることだけでなく、
コクと香りが出ます。
香ばしいいい香りがしていました。
次は、搾油です。加熱した菜種を圧搾法で、搾ります。
ここでは、まだ不純物を含んだオイルがでてきます。
最後は、ろ過します。
湯洗い、静置で不純物や水分を除いた後、圧力をかけながらろ過して、
精製します。ちょうど、瓶詰め作業をしている所を見ることができました。
「七の花」の菜種油たち。
エクストラバージンオイルもあります。こちらは、値段が高いですよ。
作るのに、手間がとてもかかりますからね。
この菜種油で揚げたドーナツは、5つも食べることできると
三重大の先生がおっしゃっていました。
香りがあり、味がありますよ。
今度は、リッチにエクストラバージンオイルを買ってみようかな。
ずっと見学したかった菜の舎に行くことでき、感謝でした
。