五行棚











10月で風炉の時期が終わります。来月からは炉の季節になります。
さて、10月のみ使用するという五行棚のお点前をやりました。

11代家元玄々斎精中宗室好みの棚です。
焼き杉の天板、
竹の3本柱(右:客付き 二つ節、左:勝手付き 三つ節、向こう 一つ節)が
特徴です。

茶道には陰陽五行の思想が反映されていることが多く、
この棚の上下の板は天と地を表し、
その中に宇宙を作っている五行:木、火、土、金、水(もっかどごんすい)を
表しています。

木:炭
火:火
土:土風炉
金:釜
水:釜の中の水

棚の中に風炉が入り、陶器(=土)の風炉を使うことが
約束になっています(土風炉と言います)。
お点前では、違う釜を使用しました。

お花は、ほととぎすやススキを
飾ってあり、また香合は銀杏をイメージして黄色の香合です。

茶道は奥が深くて、先日茶道検定3級を受けましたおすまし。もっと色々と勉強したいです。


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